ばや

主にフラカンの話。

【やっとここまで】“月刊フラカンFEVER 2020 VOL.9” 200901@新代田FEVER (対バン:うつみようこ&YOKOLOCO BAND)【きたかと】

(個人の感想です)

先攻ヨコロコ。
前回8月13日のJIROKICHIでのライブでは青い七分袖シャツにブルーのデニムと見慣れた服装の竹安さんだったが、今回は黒の七分袖シャツに黒デニムと黒ずくめで素敵すぎて困りました。
そしてようこさんのワンピースとサンダルのかわいさ、そしてこんなありきたりな表現しかできなくて申し訳ないけど、パワフルな歌声ほんとかっこよかった!! このライブそもそも3月11日だったんだっけ? 行くつもりで有給まで取ったけど中止になって、一緒に行くはずだった友人と地元でヤケ昼食を取った記憶があるが、いつか必ずようこさんの歌を生でお聴きしたい。
そういえばJIROKICHIでのMCで、月刊FEVERの時は奥野さんが「さらりとした梅酒」のCMソングを歌うって話だったけど、なかったなw

 

後攻フラカン
ヨコロコの時も感じたけど、やっぱり観客入るとなんかぜんぜん違うな!! テンション違うのだな!! 見え方聞こえ方も違うな!!
これで今までの配信ライブの評価が変わるとかそういう事ではもちろん全くなく、別物とかも思わない。横アリで圭介さんが仰っていた通り、フラカンのライブは観客が居ようが居まいが関係ない。
けど今回バチっと何かが何かに嵌まったというか、味が決まったというか。
横アリの感想でメンバーの表情を「すがすがしい」と形容したけど、今回は「晴れてる」。横アリは湖、FEVERは青空が浮かんだ。(個人の感想です)
今年51歳のおじさんたちに対して適切な形容なのかはおいといて、キラキラ光って見えた☆彡 シャララララー
観客/ファンはここまでの影響力を有しているものなのか!?
これだけ凄いライブを生で観れなかったのはやっぱり悔しい、という思いはありつつ、自分もそれだけの影響力を持つひとりだという意識が生まれたことはちょっと人生に与える影響大きいかもしれない。責任感方面と自尊心方面と。
世の中いろんな人が居ていろんな事を言いますが、ゆーてフラカンの客なんでお前ごときに何言われても平気。聞こえねぇ届いてねぇ(ただし呪う)

ほんとにフラカンが好きだなぁ、フラカンいてくれてよかったよなぁ、と思いました。結局そこだよ。
もともとは行く予定だったから返す返す悔しいけど50人の人が観たからな……それでいいよ、オレがお前でお前がオレだよ………
いつでも「今、ここ」がいちばんかっこいい、がフラカンだから、次に私が行った時がいちばん最高にかっこいいライブになるのだ。

 

以下セトリとMCのメモ。

セトリ

SE:Eeyo
ロックンロール
NUDE CORE ROCK 'N' ROLL
まずはごはんだろ?
元少年の歌
履歴書
心の氷
ペダルマシンミュージック
いましか
ピースフル
俺たちハタチ族

〈アンコール〉
はぐれ者讃歌



ひさびさの『心の氷』泣いた。『いましか』もそうだけど、圭介さんが「生きている」と「生きていく」を分けてるとこが (も) 好き。「である」ことと「する」ことの違いみたいなものと考えてます。

『ペダルマシンミュージック』は大阪城野音のリハが印象に残ってて、あのときの青空・リハが聞こえてきてだだっぴろい公園を夢中で走ったこと・蚊に刺された腕・グッズ先行販売列で前に並んでた過剰いちゃこきカップルさん・カルピスアイスの美味しさ・グッズ列に並んでた男性に「なんてバンド?」と訊いてた自転車のオバチャン・なかなかチケットが届かなくて2ちゃんねるフラカンスレ見たこと……大阪城野音にまつわるあれこれが連想ゲーム式に思い出される。永遠に弾き続けるかと思われていたエンディングのギターかっこよかったなー💖

『いましか』→『ピースフル』→『俺たちハタチ族』の流れ、この空気がライブレポによく書いてある「ヒリヒリ」なんだろうな。気迫とか空気の圧ですとか。

MC

アーカイブ聴きつつのメモ+記憶で。

元少年』後? 拍手を聴いて嬉しそうな皆さん。
圭「こういうことか! 拍手をもらえるっていうのは。ありがたい。ホントにありがとう!! 僕たちがお客さん入れてライブをやるのは半年ぶり、その間、闇に潜って誰にも見られてなかったw」
G「鈴木、ほとんど外出てないだろ? 5月に会った時そう言ってたじゃんw」
圭「そういうキャラだから言ったけど、そんな訳ないでしょ!?」
G「コンビニとかビデオ借りに行くくらいだろ?」
圭「ビデオじゃないよ!! 体もシェイプしてきたから」
G「5月の配信の時は太ってたけどねw 太ってた、は言い方が悪いか、丸かったよな」
圭「太ってないよ! 現状維持だよ!! お前が痩せてるから太って見えただけで。そこからさらに痩せたからね!? ……や、別に痩せたからえらいってわけじゃないよ!? コロナでみんな体動かしてるから、逆に太るほうがえらいと思う。時間を持て余してみんな筋トレしてるじゃん?」
G「竹安も縄跳びで20分くらい跳び続けてるんだろ?」
圭「何のために? なんのーためにー♪ (ようこさんの真似?)」
G「終わってから怒られても知らないからな!? 怖いんだぞ!?」



圭「横アリでも配信やって、配信は面白いんだけど、今日お客さんの前でやってわかった。配信はなんかオーディションみたい。久しぶりにコンテストうけてる気持ちになったw」
G「俺今日、ヨコロコの時から思っとったけど、小学校の学芸会思い出したw」
圭「なんの役?」
G「オオカミ」
圭「あ、赤ずきんちゃん?」
G「じゃないけど、やっぱり悪役で。ゆうちゃんのおばさん見てるかな? とか」
圭「配信でずっとスタッフに審査されてた気がしたよ」
G「横アリの時も『ヨサホイくらいはやって』って頼んだけど、二人くらいしかやってくれてなかったなw」
圭「まぁスタッフも命がけでやってるから、そこでこう(両手上げてぴょこぴょこ)できないよ。やってたら怒られちゃう。……別に今日やってほしいって言ってるわけじゃないよ!? オーバーアクションは良くないよね。俺たちも煽るかもしれないけど、マスクの上だけ、眉毛動かして楽しんでるアピールして」
G「今後の練習にもなるからな」
圭「一重瞼が二重瞼になります!!」
G「俺はかえってここ (額) の皺が増えそうで心配だけどな」
圭「大丈夫なんだよ!! 俺Youtubeで見た!! こうやって眉毛に沿ってマッサージすると……」
G「今配信もやってるからw」



『ペダルマシンミュージック』後
圭「曲名言わないと誰もわかんないw 5,6年ぶり? もっとかな?」
G「フォークの爆発でやって以来かな」
圭「どのアルバムに入ってるんだっけ?」
G「ハッピーエンド」
竹「チェストだよ」

G「7月くらいから俺たちはこの曲で盛り上がって、『エンディング、伸ばそうか?』ってリハスタでめちゃくちゃやってたよな」
圭「今日いちばん長かったよね? 永遠に弾き続けてたらどうしようかと思った。 (竹安に) すごいヒートしてたね!」

圭「『ペダルマシンミュージック』は自分の現状にぴったり。気持ちをゆるめる曲はあんまりない。急かす曲ばっかりw」
G「急かすか暗い曲って言われるかだなw」
圭「急かすか落ち込む曲しかないww でも俺、この前家で聴いて感動したよ。この曲誰もいいって言わないんだけど、すごくいい曲だよ!」
G「この前YOーKINGも『いい』って言ってたよ」
圭「やっぱりわかる人にはわかるんだよ。これからは『深夜高速』もいいけど『ペダルマシンミュージック』……推したい!! これからは新曲もやるけど、埋もれた名曲も探していく。勿体ないから」



メンバー紹介竹安編。
竹「久々に (マスク) 着けずに人前に立つと、それはそれで気恥ずかしい。お客さんの顔も想像するしかないのは寂しい。何はともあれすごく楽しいです」



メンバー紹介コニタン編。
コ「長い間配信でやらせてもらって、それはそれでめちゃくちゃ嬉しいけど、見てくれる人がいないと物足りない。今日やっとここまで、やっとここまで来たかと!! これからもよろしくお願いします」

行けなかった悔しさを煽る名MC



メンバー紹介マエさん編。
G「お客さんの前でやるのを待っとった!! 俺も喜んどるし、メンバーも喜んどるけど、このオーバーオールが喜んでると思うよ!! 去年のツアーから、バート・レイノルズの格好してて、全然着てなかったからね。ここ最近、私服になっとったw 短パンかオーバーオール。裸じゃないよ? Tシャツ着てるよ?」
圭「普通は普段着なんだよ、衣装で着る人はいない」

〈お客さんのケータイが鳴ってる?〉

圭「電話出たほうがいいですよ!?」
G「 『今フラカンのライブ観てるの!』ってw 今なかなかライブもできないけど、予定はしてる。だからひと月前にいきなり発表することもあるかも。とにかくライブをやるためにいろいろ犠牲にしてる……当たり前かも知れないけど」
圭「いつでも走り出せる準備をしてる。アイドリングの状態」

〈「競馬でゲートに入る馬みたいな状態、ライブ解禁です!! ってなったら走り出せる」とか言いながら軽やかなジャンプを披露する圭介〉



圭「長く生きてるといろいろあるねー!」
G「民生さんも言っとったけど、まさかライブができないようになるとは思わんかった」
圭「最後の一手を封じられたもんね!!」
G「そりゃ竹安は縄跳びするしかないw」
圭「リーダーはオーバーオールしか残らないんじゃない?w」
G「あとドラゴンズの応援とかなw 鈴木は何が残るんだ?」
圭「俺は歌が残るよ」
G「なら俺のベースも残してくれよw」
圭「ベースは教科書に載らないでしょ? 『深夜高速』がこれから国語の教科書に載るかもしれないんだよ?」
G「音楽の教科書じゃないのか」
圭「文法として載るんだよ。『深夜高速』が音楽の教科書に載ったって、ベースラインは載らないでしょ? 『サビのベースラインはこうなってます』ってどうでもいいもん、こうやったって、ああやったって(手をいろんな方向に出しながら)」
G「ノッてるねーーーww お客さんが居るとw スタジオでもその顔見せてくれよw そんな顔しとるやつ誰もおらんけど」
圭「みんな仏頂面だから。でも新曲は楽しかったでしょ!?」
G「新曲は楽しかったよ、竹安はコーラス録らないからマスクも取らない。今日もマスクしててもよかったんだよ?」
竹「ちょいちょい歌ってるよ? (名古屋訛り)」
G「今日のセットリストだとどのへん?」
圭「問い詰めるなぁw」
G「聞いてみようかなと思って」
圭「しつこい性格が出てきたなw」
竹「……ないか」
G「俺は見てたよ~!? 『ごはん、ごはん』って歌ってたの!! 竹安が入ってくると全然違う。俺とか小西はいつも歌っとるけど」
圭「(竹安は) 飢え死に寸前だもんなw」

ずっと「ありがとう」「ほんとにありがとう」と何回も言ってた圭介さん、寧ろこちらがありがとう (ございます) なんだけど、お客さんの前でライブ出来て嬉しいんだな、としみじみこちらも嬉しい。
いいライブでした。ありがとうございました!!